Title フィリピン人マネージャー日本滞在アンケート

Date 2024.08.15
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フィリピンにある子会社LH&Creatives Inc.のプロジェクトマネージャー(フィリピン人)を日本に招待しました。
これは日比両社の関係をよりシームレスなものにしてく取り組みの一環でした。
2週間ほどの滞在で、日本の業務をより深く知ってもらい、日本のメンバーとも親交を深めてもらうことができました。

一方、社内広報としては、初めて日本を訪れた外国人から見た「日本」はどんな風に映るのか?という点が気になるところでした。
そこで、彼に色々アンケートを取ってみました。
今回、その内容についてシェアさせていただきたいと思います。

初めてのコンビニランチは?

ロースカツ丼とコーラ

なお、フィリピンの都市部にはセブンイレブンなどのコンビニはありますが、日本と経営が異なるので、商品ラインナップなども異なります。 日本のコンビニの優れたところは、荷物を送ったり、受け取ったりできる便利なところもありますが、一番わかり易い違いはデザートの品揃えです。
この点、日本は素晴らしい品揃えとクオリティだと思います。

ちなみに子会社があるエリアは首都マニラにある第一の都市マカティで、日本料理店も多く、カツ丼は普通に食べられるはずですが、なぜか彼がコンビニで選んだものはカツ丼でした。

日本人の印象は?

忍耐強い(怒りの感情を表に出さない)

フィリピン人から見ると、喜怒哀楽の表現が小さく感じるのかもしれません。

街(名古屋・栄エリア)の印象は?

清潔

整理されている

混雑していない

先進的

景色が綺麗

交通渋滞がない

ちなみに、フィリピンの都市部、例えばマカティやボニファシオグローバルシティの街並みは、多くの日本人が思っている以上に都会で驚くと思います。高層ビルが立ち並んでいますしね。
マニラの街は公共エリアでの喫煙が禁止されてからずいぶんきれいになりました。

日本の習慣を感じたことは?

お辞儀の文化

靴を脱ぐ文化

麺やスープを「すする」こと

食べる始める時に「いただきます」と言う

掃除とゴミの分別

「お疲れ様でした」の挨拶

礼儀正しさ

弊社では、オフィス内の掃除を経営陣含めて全スタッフで分担して行っているのですが、その様子に驚いたようです。 フィリピンのホワイトカラーは「掃除はクリーナーの仕事」と考えている人がほとんどですから、自分たちで職場環境を綺麗に保つという発想はありませんから。 彼曰く「素晴らしい習慣なので、フィリピン法人でも取り入れたい」とのことでした。

日本で食べた食事ベスト10

1位  BBQで食べた飛騨牛
2位  うなぎ(ひつまぶしの「薬味のせ」がお気に入りのようでした)
3位  一蘭、天下一品のラーメン
4位  お好み焼きともんじゃ焼き
5位  おかげ横丁で食べた伊勢セット(手こね寿司&伊勢うどん&松坂牛の牛丼)
6位  たこ焼きと手羽先
7位  海老の天ぷら
8位  パイタンラーメン
9位  丸源の担々麺
10位  焼き鳥とお刺身

皆で行ったBBQということもあってか、飛騨牛に感動していました。
フィリピンにも牛肉はありますが、スーパーマーケットで普通に売っているお肉はかなり硬いですから、まず、柔らかさに驚いたはずです。

どんなお土産を買って帰った?

子供服

ユニクロ、GUの服

資生堂ベビーパウダー

ビオレの洗顔フォーム

ROYCE’のポテトチップチョコレート

粉末青汁

グミ

つけてみそかけてみそ(スパイシーver.)

インスタントのお味噌汁

カップ麺(ちょっと高級なもの)

実は彼、奥様からお土産リストを手渡されていて、それらを探さなければなりませんでした。
来日した初日、会長から「外国人にも人気だよ」とドン・キホーテを案内されたのですが、そのリストにあるほとんどがドン・キホーテで購入できることがわかりました。
ドン・キホーテに外国人観光客がたくさん居る理由がわかる、彼らのインバウンド対策に驚きました。 実際、彼は日本滞在中にホテル近くのドン・キホーテをよく利用したそうです。

日本のインフラ(公共の場所、インターネットなど)について感じたことはありましたか?
フィリピンと大きな違いはありましたか?

フィリピンとは違って、日本は他の国よりも進んでいる。 テクノロジーによって、誰もが便利な生活をおくることができる夢の国。

実は、日本よりも進んでいる点も多くあります。 例えばライドシェアサービスが一般的で、すごく便利です。人だけでなく、フードはもちろん、あらゆる荷物を気軽に送り届ける事ができるようになっています。

また、電子マネーも普通に浸透していて、支払いにも使っています。

いかがでしたか? 想像した通りのものから、意外なものまであったのではないでしょうか。
こうして海外から見た日本を知り、新しい魅力に気づけるのは良いですよね。