BRANDING 株式会社サムシングファン

Project Info

Overview

サムシングファン様はいわゆる映像の制作会社に分類される企業ですが、彼らと同業他社の大きく異る点は「映像を活用していく市場を創り、広げること」に大きな価値を見出している点でした。
つまり、極論、“映像活用市場”が活性化していくことに対し、例え映像を制作しなかったとしても何かしらの貢献をすることにも価値を見出しているという企業でした。
そうした独特の価値観は、お客様企業に対して映像制作や活用を指導するという映像制作・編集を行わない新しいサービスを生み出すに至りました。

しかしながらご相談いただいた当時、社長の想いとは裏腹に社内外の印象は映像制作会社の枠から脱却はできていませんでした。
そこで、当プロジェクトでは、サムシングファン様が向うべき方向がわかるような“灯台”や、皆が心を一つにできる“錦の御旗”のような存在となるようなロゴマークをデザインすることにしました。

ロゴの基本機能として「映像関連の企業だと“分かりやすく”認識させる役割」は外せませんでした。
ところが一方で、映像制作会社の印象が強くなってしまっては従来の印象のままです。
つまり、「サムシングファン様が挑戦する次のステージへ向かう“灯台”、“錦の御旗”としての役割」は果たしていないことになってしまいます。
そこで映像を感じさせるアイテム(フィルムカメラや再生ボタンなど)をディフォルメし、それと認識できるギリギリまでシンプルにしシンボル化、再構築しました。
またそれに加えて、ロゴのカタチには“人”をモチーフに組み込んでいます。
というのも、映像はそもそも作る人、見る人、発信する人など“人”がいて初めて成り立ち、広がっているものであり、逆に言えば映像が無ければ広がらない社会・市場があるという映像活用市場の広がりや可能性を込めたかったからです。

結果、従来のロゴマークとは全く異なるロゴマークが生まれました。
こうしたロゴマークリニューアルを通して社内外へ意思表示を行う場合、お客様にとっても自社について改めて考えるきっかけになります。
サムシングファン様も例に漏れず、多くのことを明確にすることができました。
サムシングファン様の新しい一歩をロゴマークリニューアルというカタチで関わることができ、間接的では有りますが彼らが実現する映像活用市場の活性に貢献できたことを嬉しく思います。

Proposals

Overview

CLIENT 株式会社サムシングファン
CATEGORY BRANDING
ITEMS
PERIOD 3ヶ月