先日、おかげさまで今年も無事に第18期・経営計画発表会を開催することができました。
お客様、お力を貸してくださったパートナーの皆様には感謝申し上げます。
年に一度の経営計画発表。
多くの会社が様々な規模で開催されると思いますが、社員さんにとってみれば「退屈な話を聞く眠い時間」と思っている場合もあります。
みんながみんな、そうではないです。もちろんしっかり聴いて心に留める方もおられると思います。
「寝ないようにしなければッッ」と、違う意味で気合いを入れる日。
私も過去に在籍した会社で何度もそう思ったことがあります。 当日、眠くなりにくそうな食事にしてみたり、眠気を覚ますためのスースーするやつ準備して臨んだり。
組織に属する社会人たる者、ちゃんと聞かないといけないことは分かっています。
でもなぜそうなってしまうのか?
端的に言うと「自分には縁遠い話をされてると感じる」からでしょうか、自分の日々の業務と重ねてイメージができないんです。
この心境は2回以上経験した人&末端であればあるほど強く感じるのではないかと思います。
初めて聞く時はどういうものかもよく分かってないし、緊張もしてますから。
しかし弊社の経営計画発表会、今回はウトウトしてしまう中身ではなかったんです・・・・
弊社ではまず、前半に前期の振り返りを、後半は今期の経営計画を社長からお話されます。
前期の振り返りに、会社全体の動きに沿って、社員一人一人の取り組んだこと、その成果や労いを全員に伝えてくださいました。
キャリアの長さやスキルに関係なく、自分の動きや状況の変化、成長を見てもらえていたんです。
もちろん良いことばかりではなく、足りなかったことも伝えられます。
孤独じゃないと感じられたし、素直に嬉しかったです。
だからでしょうか、自分ごととして素直に受け入れることができました。
後半も今期の会社の動きに合わせて、各自の具体的な取り組みや挑戦して欲しいことをこれもまた全員に伝えられました。
経営計画発表が自分にも関係している話として聴けたのは、初めてのことでした。
もしかすると、毎年居眠りしてる社員がいるから困り果てて?経営陣の考えと共通認識にしたくて?
今回の経営計画発表では「伝える工夫」を行ったのかもしれません。
誰に向けての発表会なのか?
社外の方々へ向けての発表なのか、社内の社員さんに向けての発表なのかで伝える内容も変わりそうです。
聞く側にどういう受け取り方をさせられるか、みんなの心に残せるかで伝える時間の意義が全然違ったものになります。
社員さんたち向けならば、社員のみなさんが自分のことと感じ取れる内容にしなければ眠りを誘発してしまいます。
経営計画発表とは、この1年間、会社が何を目指し、どんな活動をしていくのかを発表・共有する場です。
全社員が同じ方向を見て進んでいきましょう!!!と団結する機会でもありますから、伝える側には計画の目的や意図をしっかりと伝える責任があります。
もし、社内で計画を共有し合うことに成功できたら、きっと社員さんたちの心持ちもすっきり、前向きになると思いませんか?そして、こうした状態で新しい期のスタートを切れたらきっと気持ちいいですよね。
経営計画発表のコツは、どの世代のスタッフが聴いても分かりやすく!です。
弊社は20人弱の規模の会社ですから一人一人に向けて伝えることができたのかもしれません。
社員みんなの取り組みや成長を見守るってどれだけ大変か想像はつきます。
でも寄り添ってもらえたと感じた社員さんたちは自ら考えて動こうとします。
伝え方・・・とても大切だと思った経営計画発表会でした。
経営計画発表会の終了後、場所を移してコロナ対策を万全にしての懇親会。
そこでは社長から経営計画発表会で伝えられた「言葉のギフト(感謝)」だけでなく、「目に見えるギフト(商品券!!)」をいただきました!!!
これからの1年も、経営理念である「笑顔創造」に基づき実践していきます。
お客様やパートナーの皆様、仲間の笑顔創造を目指していきます。
ちなみにこのギフトですが、法人クレジットカードで決済した際に溜まったポイントを交換したものです。
こうしたポイントを社内イベントと絡めれば有効活用できるかもしれませんね。