Title みんなでストレッチ♪

Date 2022.05.02
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社内でのコミュニケーション、とても大切なことですよね。
コミュニケーションの意味を調べると、「気持ちや意見などを、言葉などを通じて伝え合うこと」「相手が考えていることをわかろうとすること」などとあります。
会社では、そういったコミュニケーションの有無は、仕事の成果にも影響するでしょう。
また、会社内の雰囲気づくり、人間関係の構築にもコミュニケーションは大きく関わってきます。
そのためか、コミュニケーションが不足している企業の離職率は高いとも言われているようです。
コミュニケーションと一口に言っても様々ありますが、社内での意思疎通やより良い人間関係やチームの構築のためのコミュニケーションについて、試行錯誤する会社も多いのではないでしょうか。
今回は、弊社での取り組みをきっかけに、思わぬコミュニケーションが生まれたエピソードをご紹介したいと思います。

いつもとは違ったことを

弊社では毎週月曜、全体朝礼があり、企画・進行役が持ち回りになっています。
社長はもちろん、新入社員さんも例外なく、企画・進行役が回ってきます。
なお、企画は必ずしも業務に関係する内容である必要はありません。
例えば、仲間と一緒にやったプロジェクトを紹介する人がいたり、普段仕事で関わりの薄い他部署の仲間へ質問する機会にしたり、スタッフが最近ハマっていることを調べて紹介する人がいたり、社内wikiに追記した内容をシェアする機会にする人もいます。

つい先日、私の順番が回ってきたのですが、以下のことを念頭に置きながら企画を考えていました。
・どうせなら、いつもの全体朝礼とは違うことがしたい
・堅苦しくなく、和やかな雰囲気にしたい
・仲間と一緒にできる内容にしたい
それで思いついたのが、「みんなでストレッチをしよう♪」でした。

実は、私は経理などのバックオフィス業務を担当しているため、ブランディングやWebサイト制作などのプロジェクトメンバーとして、仲間とコミュニケーションを取る機会がありません。
それもあって、朝礼の機会に、少しでも皆と関わりが持てる企画にしたかったというのもありました。

事前準備

朝礼の1週間前に、「次回の全体朝礼は動きやすい服装で参加してください」とチャットで伝え、「いつもと違ったことをやる」と匂わせておきました。
当日突然伝えて嫌な顔をされたり、「やりたくない!」なんて言われたら私もショックですからね。
さらに念の為、前週末には「来週月曜の全体朝礼は、みんなでストレッチをやります」と再度告知しました。
すると、仲間の一人が「フィリピンオフィスのスタッフも誘って、一緒にやったらどうですか?」と提案してくれました。
(弊社にはLH&creatives Inc.というITアウトソーシングの子会社がフィリピンのマニラにあります)
それもあって、急遽、日本とフィリピンをビデオチャットでつないで、グループ全員で朝からストレッチをすることになりました。

さて、当日・・・

当日は、私がインストラクターとして見本を見せながら、皆に同じ動きをやってもらいます。
日本のオフィス、フィリピンオフィス、そしてリモート勤務のスタッフ、全員が同じ動きをしていて、なんとも不思議な光景でしたが、微笑ましい気分になりました。
ペアストレッチにも挑戦してもらいましたが、普段の業務で仲間の腕や肩を掴んで支え合うことはありませんから、それも貴重な!?初めての!?時間となりました。
「いつもの朝礼と違うことをしよう」とストレッチを提案したものの、実は直前まで「なんだか突き合わせてしまって申し訳ないなぁ…」という思いもありました。
でも、皆の協力もあって、いつもの朝礼とは違う雰囲気の中、笑いも起こり、和やかな雰囲気を創ることができました。
朝礼が終わると、「明日筋肉痛になりそう」「◯◯が痛い」という声があがったりしました。
オフィスワークで運動不足気味のメンバーも多いですからね(汗) 「もっと柔軟な身体になりたい」「案外気持ちよかった」という声もあり、思わぬところでコミュニケーションが発生しました。
意図したわけではありませんが、結果的に、朝からのストレッチが部署や国をまたぐコミュニケーションの機会となったわけです。

社内のコミュニケーションを創り出したい場合、こんな風に、いつもとちょっと違うことに“皆で”取り組んでみるというのは良いかもしれませんね。
普段と同じことをしていたら、いつもと同じ人と、同じコミュニケーションしか生まれませんから。
もし、会社が意図的に、戦略的に、こうしたコミュニケーションのきっかけを創出できたとしたら、それはその会社の強みや特長になるかもしれませんね。
ちょっとしたコミュニケーションが全社に行き渡るのは、毛細血管の隅々まで血液が流れるのと同じなのかもしれません。
コミュニケーションのきっかけ創り、ぜひ皆さんもチャレンジしてみてください♪
ストレッチ、おすすめですよ。