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サービスのキャラクターから、企業ブランドの象徴へ。「うさぎ主任」を育てた8年間

事例概要

お客様名

株式会社ジーエスホールディングス 様

プロジェクト内容

・採用支援サービス「中小企業求人部.」のシステム開発支援
・サービスロゴ制作
・オリジナルキャラクター「うさぎ主任」制作
・コーポレートサイトリニューアルに伴う「うさぎ戦隊」制作
・キャラクターを活用した各種ツール・ノベルティ展開
・各サービスへのキャラクター展開・ブランド設計支援

用途

・新しい採用支援サービスの価値を分かりやすく伝える
・サービスに親しみを持ってもらえるブランドイメージの確立
・長期的に活用・展開できるキャラクター資産の形成
・複数サービスを横断してジーエスグループらしさを伝えるブランドづくり

シチュエーション

求人媒体への掲載が主流だった時代からIndeedなどの求人検索サービスが台頭し始める中、Indeedと連携できる独自の求人サイト作成システムをいち早く展開することを構想。新しいサービスの仕組みや価値を、機能説明だけでなく直感的かつ親しみやすく伝えるブランド表現が求められていた。

制作期間

2018年〜現在まで継続的に支援

STEP

01 課題

お客様の課題

求人媒体から求人検索へ。変わり始めた採用市場で、新しいサービスの価値をどう伝えるか。

プロジェクトの始まりは2018年。当時のドライバンク様でスタートした新サービス開発を起点に、2019年のジーエスコンサルティング様の誕生、その後の事業拡大を経て、現在のジーエスホールディングス様へとつながる中で、ライオンハートは継続してサービスづくりに携わってきました。

当時、企業の採用活動では求人媒体へ広告を掲載し、応募を集める方法がまだ主流でした。一方でIndeedをはじめとした求人検索サービスが存在感を高め始め、企業が自ら求人情報を発信し、求職者に見つけてもらうという新しい採用の形が広がり始めた時期でもありました。

そこで構想されたのが、Indeedとの連携を前提とした求人サイト作成システム「中小企業求人部.」です。

単に求人ページを制作するのではなく、中小企業が自社の採用情報を継続的に発信できる仕組みを提供し、採用課題そのものを解決していく。ライオンハートはシステム開発にも携わるとともに、サービスの立ち上げパートナーとしてロゴやブランド表現を提案し、その後の拡販にも協力してきました。

しかし、新しい仕組みであるからこそ、システムの機能を説明するだけではサービスの本質は伝わりません。

「どのような立場で企業の採用に関わるサービスなのか」

「従来の求人サービスと何が違うのか」

その価値を一目で感じられる、ブランドの“顔”が必要でした。

02 LHメソッド戦略策定

現在地や課題を整理(現在地や課題を整理し、ビジョンの実現にコミット)

「お客様の求人部になる」というサービス思想を、架空の部署とキャラクターに置き換える

「中小企業求人部.」というサービス名称には、大切な考え方が込められていました。

それは、外部の求人業者として仕事を請け負うのではなく、あたかもお客様企業の中にある人事部・求人部の一員になったような距離感で、採用課題に向き合うことです。

ライオンハートは、このサービスコンセプトそのものをブランドの世界観へと落とし込むことを考えました。

まずサービスロゴは、会社の部署や学校の教室の入口などに掲げられている「札」をイメージしてデザイン。「中小企業求人部.」という架空の部署が、本当にお客様の会社の中に存在しているかのような見せ方をつくりました。

そして、そのロゴ提案に添える形で生まれたのが、「うさぎ主任」です。

きっかけは、河野社長がうさぎをお好きだったことでした。

ただし、単にかわいらしいうさぎのマスコットをつくるのではありません。「求人部」という架空の部署があるのであれば、そこには実際に働いている担当者がいるはずです。

そこで、ネクタイを締め、書類を抱えて仕事をするうさぎを、“求人部の主任”として設定しました。

ロゴ提案時の一つのアイデアとして生まれたキャラクターでしたが、この「うさぎ主任」を大変気に入っていただき、その後、求人部というサービスを象徴する存在として長く活用されていくことになります。

キャラクターによって「かわいくする」ことが目的だったのではありません。

“お客様の求人部になる”という目に見えないサービス思想を、一人のキャラクターとして見える存在にすること。

それが、うさぎ主任の出発点でした。

03 LHソリューション実装支援

課題を解決(LHソリューションで課題を解決)

1匹の「うさぎ主任」から、“人事部のミカタ”を表現する5人のヒーローへ

その世界観が大きく発展したのが、2023年に行ったジーエスコンサルティング様のコーポレートサイトリニューアルです。

掲げたテーマは、「人事部のミカタになる」。

お客様の採用担当に寄り添い、その課題を解決する存在であることを、もっと大胆に、もっと印象的に表現するため、うさぎ主任を中心とした5体のキャラクターへと発展させました。

モチーフにしたのは、正義の味方として活躍する「戦隊モノ」です。

赤のうさぎ主任を中心に、青・黄・黒・ピンクと、それぞれ異なるカラーを持つ5体の“うさぎ戦隊”が誕生。「人事部のミカタ」として、Webサイトのキービジュアルを飾りました。

04 LHメソッド実行支援

ビジョン達成にコミットし続ける(状況変化に対応)

“おまけ”で生まれたキャラクターが、企業のブランド資産へ

2018年、ロゴ提案に添える一つのアイデアとして誕生した「うさぎ主任」。

当初から、ここまで大きな展開を計画していたわけではありません。

しかし、お客様自身がキャラクターを気に入り、Webサイト、営業ツール、名刺、クレドなどで使い続けてくださったことで、うさぎ主任には少しずつ「ジーエス様らしさ」が蓄積されていきました。

そして2023年には、5体の「うさぎ戦隊」へと発展。さらにカレンダー、ペットボトル、水筒などのノベルティが制作され、新オフィスのクッションにも採用されるなど、企業側から積極的に社内外へ展開されるキャラクターへと成長しました。

キャラクターは、制作した瞬間にブランド資産になるわけではありません。

企業が愛着を持ち、何度も使い、新しい意味や役割を与えながら育てていくことで、初めてその企業にしか持てない資産になります。

「うさぎ主任」と、そこから生まれた「うさぎ戦隊」は、まさにその象徴です。

 

■ 「中小企業求人部.」から「楽らく求人部」へ。サービスが変化しても受け継がれる“顔”

現在、「中小企業求人部.」は、サービス名称を**「楽らく求人部」**へ変更する計画が進んでいます。

立ち上げ当初は中小企業を主なターゲットとしていたため「中小企業求人部.」という名称でしたが、サービスの成長とともに、その役割や対象も広がってきました。

名称変更に合わせて、ライオンハートではブランドイメージの刷新についても提案を進めています。

その中では、長年サービスとともに育ってきたうさぎ主任を、これまで以上にブランドの中心的な存在として活用する方向性も検討しています。

 

今後さらにサービスが増えても、キャラクターを見ることで「どんな役割を持ったサービスなのか」を直感的に認識できる。そして、それぞれに異なる個性を持たせながらも、一目でジーエスホールディングス様のサービス群だと分かる。

キャラクターを、個別サービスのマスコットから、複数の事業を整理し、つなぐブランドシステムへ。

一つの採用支援サービスから生まれた、一匹のうさぎ。そのキャラクターが企業とともに成長し、5体のチームになり、新しいサービスの顔となり、やがて複数の事業をつなぐ存在へと広がっていく。

 

ライオンハートはこれからも、ジーエスホールディングス様の事業の成長とともに、このキャラクターの世界を育て続けていきます。