Title 祝★永年勤続表彰!

Date 2022.10.07
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皆さんの会社でも「社内表彰制度」などありませんか?
弊社では今年、永年勤続10年の表彰ラッシュでした。
この永年勤続表彰は、営業成績がトップになった方への表彰とは違い、全社員に等しく訪れる表彰の機会です。
言い換えれば、必ず自分にスポットがあたり、主役になれる機会があるということ。
それが、永年勤続表彰の特徴だと思います。
会社側からは、これまでの会社への貢献を讃え、労い、感謝の気持ちを伝える機会と言えます。

弊社、4人目&5人目の受賞者!

ディレクターチームのリーダー・中村と、執行役員でデザインチームを統括する妹尾の両名が勤続10年を迎え、先日、永年勤続表彰の祝賀会を行ないました。

弊社では、10年勤続の表彰として「記念のトロフィー」と「金一封」、「みんなで祝う会」を催すのが慣例となっています。
この表彰イベントを企画・運営するメンバーは受賞者にゆかりのあるメンバーが担当することが多いのですが、今回は彼らの部下にあたる若手メンバー達が中心となり、3ヶ月以上前から準備が始まりました。
二人には「何か欲しいものがあるか?」と聞いてみると、彼らからは以下のような回答が得られたそうです。

中村:カタチに残るもの。例えば家族に見せられる手紙ようなもの、家族にも知ってもらえるようなものが良い。
妹尾:お金か時間か愛が欲しい!
両名を知っている弊社スタッフなら、「あぁ、なるほどね」と頷く、彼ららしい回答でした。

企画・運営のメンバーからは、「二人宛に手紙を用意して欲しい」と依頼がありました。
手紙って最近書く機会がありませんから、いざ書こうとしても難しいですね。
皆、想いを文章にして、それを手紙にしたためるのには苦労したことでしょう。
それぞれがどんな内容の手紙を贈ったか、それはわかりませんが・・・
一緒に関わったプロジェクトの思い出や日頃の感謝をしたためるメンバーもいれば、面接官として二人にあったときの印象を書いたり、ご家族に向けて彼らの活躍を書いたメンバーもいたようです。
そして業務でやり取りをするフィリピン法人の日本人マネージャー、現地メンバー全員からも手紙が届きました。

ちなみに記念品のトロフィーは、最初の頃と比べると随分おしゃれなものになってきました・・・

もうひとつのサプライズのプレゼント・・・

それに加え、当日、各部署のメンバーが、それぞれにプレゼントを用意していました。
ディレクターチームは、マラソン好きの中村にランニングウェアはどうか・・・など検討したようですが、「0.01%の男・中村」には実用的なものより、自宅でお子さん達と一緒に過ごし、一緒に考えながら完成させるものがいいだろうと、ライオンのLEGO風パズルが送られました。

一方、妹尾へのプレゼントにデザイナーチームが選んだのは「愛」。
弊社のロゴのライオンを立体化した、完全ハンドメイドのぬいぐるみです!
実は、妹尾は世界中からヴィンテージのぬいぐるみを集めるのが趣味。
顔に強いこだわりがあると知っていたデザイナーたちは、終業後、打ち合わせと試作を繰り返し、「妹尾好みの顔のライオン」を完成させたのだとか。
受け取った妹尾曰く、「愛という、曖昧なテーマを形に起こしてくれたことが一番のギフト。ライオンハートのデザイナーの仕事そのものだから。」と深く感動していました。

妹尾好みの顔のライオンができるまで・・・

企業理念を体現した祝賀会

あらためて、彼らが部下や仲間に敬われるリーダーであることを感じました。
そして、「彼ら二人の笑顔を創造しよう」という仲間の気持ちが強く感じられ、社歴の浅いメンバーにまで理念「笑顔創造」が浸透していることを実感しました。
弊社は企業理念である「笑顔創造」がすべての行動のベースになっています。
お客様、パートナー様、仲間の笑顔を想像し、創造する。まさに、これを体現した祝賀会でした。

社員さんの貢献によって会社が成長し、会社はその貢献を称える・・・それによって「私と会社」の距離感がより良いものになっていくと感じました。
このビジョン心理学で言う「相互依存」の段階の仲間が増えることで、会社も仲間も成長していくのだと思います。
10年という一区切りの期間。(英単語でも「decade」(10年間)というのがありますね)
普段はブツブツ不平不満を漏らしていたとしても、それほどの長きに渡って彼らが働き続けてくれるのには、何か理由があるはずです。
それは魅力と言うにはおこがましいものかもしれませんが、社員さんが見つけてくれた御社の価値です。
長く務めてくれている社員さんに、「長く働いてくれてありがとうね。なぜ、うちの会社でずっと働いてくれているの?」と質問してみてはいかがでしょうか。
御社の魅力を教えてもらえるかも知れませんよ。