「ハロウィン」と聞いて、何を思い浮かべますか？

仮装した人でごった返す渋谷のハロウィンを思い浮かべる方も多いと思います。 もはや風物詩のようになってきましたが、渋谷区が許可しているイベントではなく、ハロウィンに自然発生的に人が集まるようになったもので迷惑している方も多いのだとか。 その結果、今年は、「渋谷はハロウィーンイベントの会場ではありません。」という横断幕が掲げられ、大勢の警察官が警戒にあたったと、話題になりましたね。

さて、弊社の子会社があるフィリピン（マニラ）にもハロウィンはありますが、渋谷のソレとはちょっと！？違います。

そもそも、仮装するのは主に子どもたちですｗ

フィリピンのハロウィンには「Trick or Treat」というイベントがあります。 仮装した子どもたちが近所の家を回って、「Trick or Treat!（お菓子をくれないとイタズラするぞ！）」という合言葉を口にし、お菓子を受け取ります。

フィリピン法人が入居するビルでは、今年、「Trick or Treat」イベントを企画したようで、入居する企業で働く人たちのお子さんたちが、入居するオフィスを訪問してくることになりました。 ちなみに、フィリピンではコンドミニアムでも同様のイベントが開催されることがあります。

こんな風に、ハロウィンの時期になると、子どもたちはお菓子をもらえるのですが、これは子どもに優しいフィリピンっぽいイベントですね。

そのイベントの準備の様子などを、現地スタッフが共有してくれましたので、少しご紹介させていただきます。

ハロウィンにちなんだ飾り付けをしたり、たくさんのお菓子を準備していました。

オフィスにやってきた子どもたちは各々に仮装をしていて、「Trick or Treat」を楽しんでいるようでした♪

海外のスタッフと仕事をするには、彼らの文化、慣習の違いを理解する必要があります。 ハロウィンひとつとっても、日本とは大きな違いがありますからね。 フィリピンのハロウィンはなんだか優しい気持ちになる、ほのぼのとしたイベントでした。

ちなみに、ほとんどのフィリピン人にとってハロウィンは大したイベントではありません。そのため、日本のような盛り上がり！？はありません。 では、彼らにとって最も大切なイベントは何か？

クリスマスです！

フィリピンのクリスマスは、9月からその準備は始まり、街にはクリスマスの装飾が施され、マライア・キャリーのクリスマスソングが流れますｗ 世界で最も長いクリスマスは、9月（September）、１０月（October）、１１月（November）、１２月（December）にわたって続くため、「Ber Month」と呼ばれています。 機会があれば、常夏の国フィリピンのクリスマスについてもご紹介していきたいと思います！